冬服の重いバランスには、コーディネートは、ブーツじゃなければ合いませんよね。
ところが、私は持っているロングブーツは、宝の持ち腐れ。靴箱に入ったままです。
昨年のトレンドの膝上ブーツは、ミニスカートにも可愛く、また暖かさといういう意味からも履いてみたいブーツでした。
けれど、我が家は坂の上にあって、結構傾斜がきつく、以前購入した革靴も、大抵フラットな靴底で滑りやすく、スニーカーでも滑ったことがあり怖くて履けないのです。
毎年、靴底の滑りにくい素材のブーツがあったらいいのに…と思うものの、最初から諦めモードで真剣に捜していません。
そんなわけで、山道にはスニーカーと決めているので、ドレッシーなワンピース、スカート類のコーディネートも諦めています。
ただ、ブーツについては考えてみれば、ブーツというのは、やはり、履いていく範囲が限定されるような気がします。
例えば、訪問してお宅に上がらなければならない営業女性はブーツは履けませんし、私の場合でも、歯科医では、大抵治療台に座るときは、靴を脱がされることが多く、その時、ブーツを履いていたならば大騒ぎになってしまうでしょう。
それと、収納がかさばりますし、臭いがこもりやすいということも、小まめな手入れが必要です。
それが皮製ですと、カビなどが生えてしまうと悲惨です。
修復しようがなくなる悲劇にもつながりかねません。
物にっては、結構なお値段となるブーツ…そんなトラブルは、御免だわと思う方には、一呼吸して考えたほうがいいかもしれません。
でも、若いときは、そんなこと考えていませんよね。
何でも、勢いで買ってしまえるのです。
お洒落にも、手間とエネルギーがかかるもの・・・。
それが面倒になってくると、やはり、ブーツより使い捨てのスニーカーで、我慢しちゃうかなと思うこの頃です。
スニーカーは、何より軽いので・・・。