冬になると、ロングブーツ姿の女性を多く見かけるようになります。
足にピッたとしたデザインの物、ゆったり裏皮を使ったデザインのもの等色々な形に色。
どこで、どれは売っているの?と、尋ねたくなるほど豊富に出回っています。
そこで、キレイに履きこなしている方もいらっしゃれば、だらしなく如何にもキレイじゃないと言ってしまえる方も多く見かけます。
まず、表革のブーツなのに、ちゃんと手入れが行き届いていない方。
皮部分が多ければ多いほど、拭く事が大切。
皮のクリーナーを使って一拭きするだけで、見た目も違えば長持ちもします。
汚れも付きにくくなります。
その手間を惜しまないようにして欲しいです。
そして、もう一つ良く見かけるのが、ヒール部分。
すり減っている方が多い。
歩き癖も有るので、片側だけ減ってしまい、見た目も悪ければ、歩き方も余計に変になり、体にも悪いはず。
タコや魚の目、外反母趾の原因にもなるでしょう。
気をつけなければ内臓疾患まで至るとか。
歩き癖を直すのは至難の業かも知れませんが、ヒールのすり減りを治すのは簡単な事。
ひどくすり減ってしまう前に直しましょう。
すり減りがひどくなってしまえばしまうほど、そのお直し代も高くなってしまいます。
ゴム底部分を直すだけで良い時に直してしまいましょう。
皮も、乾燥します。
冬が終わり、履かなくなったら、やはりしっかりとクリームを塗って保護をして箱に入れて、片づけましょう。
その時には、中はしっかりと乾燥させて、消臭剤を忘れずに。
このひと手間で、次のシーズンもキレイに履く事が出来るはず。
最近合成皮革のブーツが増えてきて、本皮の物が少なくなってきましたが、少々高額で有っても、本皮のロングブーツを購入し、手入れをしっかりしていれば何年も履けるはずです。
でも、流行りのデザイン性だけ求めるのであれば、合皮の安価なモノをワンシーズンで履きつぶしてしまうのも良いのではないでしょうか。