ついこの前までブーツの恩恵を受けてきたからか、暖かくなってもブーツ離れができない私。
でも世間一般は、春になったらブーツはシューズボックスでお休み。
分厚いタイツをヌーディベージュのストッキングに、重たいブーツを華奢なパンプスに履き替えるものです。
でも大丈夫!
冬のアイテムというイメージのあるブーツも、服の合わせ方しだいで春コーデにも取り入れることができるのです。
春のブーツコーデでおすすめなのは、ワンピースを合わせたコーデです。
どんな風に合わせれば春らしくなるのか、おすすめをいくつか紹介したいともいます。
1:異素材で春らしく
ブーツの多くは、革製品です。
革は厚手で丈夫なことからか、秋~冬にかけて特に重宝される素材のひとつです。
みっちりと繊維の詰まった革は、防寒というブーツの最大の機能を最も発揮できる素材でもあります。
そのため春~夏はどうしても季節外れ感が出てしまうのです。
春コーデで革ブーツを取り入れたい場合は、厚く重たい印象を和らげる異素材のワンピースを合わせると良いでしょう。
シフォン、レースなど軽やかで透け感のある異素材を使ったワンピースであれば、バランスが取れます。
色も思い切ってオフホワイトやベージュピンクなど春らしいものがおすすめ。
甘めのワンピースでも、足元を革ブーツできりっと引き締めたり、ピリッとスパイスを利かせれば大人女子でも取り入れやすいですよ。
2:ワンピースの形で春らしく
ブーツの多くはふくらはぎ~膝丈でしょう。
素肌を覆う面積が広いこれらは、やはり見た目に暑苦しさが出てしまいます。
春コーデで大切なのは、素肌の面積です。
素肌を覆いすぎず、露出しすぎず、まだ夜は寒いこともあるので、そのバランスが大切です。
ブーツで足を覆うのなら、合わせるワンピースは少し露出してみましょう。
丈を短めのものや、襟ぐりが大きく開いたもの、夏には意外と着にくいノースリーブもおすすめです。
こういった春コーデでは、露出と言ってもセクシーさを前面に出してはいけません。
カーディガンを肩がけにしたり、ストールを羽織るなどしたり、適度な開放感にとどめることが大切です。
3:動きで春らしく
比較的かっちりした形のブーツを春コーデに使うなら、動きのあるワンピースを合わせてみてください。
スカートにプリーツが入っていたり、パニエのように何枚も重なっていたり、胸元や袖にフリルが付いていても良いでしょう。
冷たい北風から暖かい風に変わる春。
風からかっちり身を守るような冬コーデではなく、風によって動き、揺れ、なびくような遊びがある方が春にはぴったりです。