地域によって差があると思いますが、情報的には首都圏を中心におさえておいた方がよいという前提です。
ロングブーツは、基本的には冬物で、季節感に加えて「新年度」や「新入学」という世間の流れの切り替えがありますので、4月以降もロングブーツを履くのであれば、かなり工夫したコーデを考えた方がよいと思います。
先ず、冬のアイテムだったコートやダウンが姿を消し、今までとりあえず羽織れば隠せたコーデのいい加減さもごまかしがきかなくなり、これからは出かけるたびに頭を使わなければならないのもちょっと面倒です。
ロングブーツも素材により、「いつまで履けるか」が違うと思いますが、ライダースブーツは例外で、夏でもライダースらしいテイストのジャケットががまんできれば1年中OKだと思います。
しかし、それ以外の冬用のシンプルなデザインであれば、まだGWくらいまでは工夫次第でロングブーツもOKです。
それでもさすがに、ムートンやファーのついたものはどうかと思います。
基本はミニスカートで、生足を見せることができるならば重苦しさは半減し、ブーツの色が黒や茶色であれば、トップスを白、あるいは欧米ではイースターカラーとして4月のイメージの黄色、うす緑などの淡色系にしてバランスをとります。
ニーハイブーツもよほどスタイルに自信のある方なら、脚長効果と年齢を隠しますので、思い切ったミニスカートや短パンとの組み合わせが可能です。
これは松田聖子を始め、芸能人クラスの難度の高いコーデだと思います。
ひざ下は筋肉や骨格の衰えなど年齢が現れやすいかもしれません。
また、今年はデニムが流行ですので、デニムのボトムスだったらトップスに黒は重すぎます。
もして、ブーツも黒、全身黒であればもう、ノースリーブの黒であるくらい肌見せがないとバランスが悪いと思います。
ブーツのポイントとしては防寒用と、ガーリーなイメージでも「甘さを消す」という重要な機能があります。
ブーツでなくてもかっちりとした靴も同様だと思います。
季節的にGWまでロングブーツがOKなのですが、それから少し後に梅雨がやってきます。
特に東京の都心で気を付けなければいけないのは雨の日です。
郊外や地方で車で移動する生活が身についていると、レインブーツ、レインコートの対策が全く抜け落ちています。
都心では雨が降るとすべて道路に流れだし、大降りになると普通の靴はすぐに浸水してひどい目にあう場合もあります。
最近はゲリラ豪雨などということもありますが、都心に通勤する人のなかにはこの準備を怠らず、「長靴系」よりのブーツを履いている人も見かけるようになりました。
梅雨の時期にはロングブーツのコーデを参照して、足元を十分守る対策も必要になります。